40代会社員の私が演劇を始めた理由 ~社会人編・「グリー/glee」に出会うまで~ | 「演劇」の世界を通してみえるもの

「演劇」の世界を通してみえるもの

インターネット業界で働く会社員の傍らで役者修業中。「演劇」が、単なる娯楽ではなく、生活に密接し、活力を与えてくれるものとして魅了されている中、そこからみえる世界を徒然に綴ります。

私は、現在、40代の会社員です。

大学卒業後、約20年インターネット業界で働いています。そんな私が、今、演劇を始めたルーツをふりかえります。

 

今回は「演劇」というより、「ミュージカル」に興味を持つきっかけになったお話です。

(大学卒業後から今までかれこれ20年近く経つので、演劇とは離れた話多めになるので、興味のない方は読み飛ばしてください)

 

大学卒業後、エンタメ系の会社を目指さなかったのか?ですが、紆余曲折を経て、今の業界に腰を据えることになります。2000年初期のインターネットの業界は、それはそれで日進月歩な世界で、今までプロとしてお給料をいただき、刺激的な日々を送っています。一方で、身体を動かすことが好きなことが高じて、趣味としてマラソンや登山の世界に目覚めます。アマチュアでしたが、フルマラソン3時間15分を切ると出場権がもらえる東京・大阪・名古屋の国際女子マラソンにまで出るまでハマっていました。

 

そんなこんなで、「演劇」とは離れた生活三昧でしたが、色々とやり切ったこともあり、2012年頃、マラソン競技に一区切りつけます。そんなときに、「glee/グリー」というドラマに出会います。

 

何が面白かったのか?

・誰もが抱えるマイノリティ部分を障害としてそれら乗り越えたり緩和するストーリー構成

・それらのストーリーに合う往年のヒット曲やミュージカルナンバーが絶妙にチョイスされている

・ブロードウェイで活躍する俳優の歌や踊りなどハイレベルなパフォーマンスが繰り広げられる

・ここに出てくる登場人物がミュージカルを愛している

 

といった要素などから、私はこのドラマの虜になりました。そして、いつしか「ニューヨーク」という場所に興味を持つようになります。

海外ドラマ『glee/グリー』オフィシャルサイト

 

(つづく)